海老名市議会 > 2020-09-30 >
令和 2年 9月 第3回定例会−09月30日-05号

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  1. 海老名市議会 2020-09-30
    令和 2年 9月 第3回定例会−09月30日-05号


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    最終取得日: 2021-08-07
    令和 2年 9月 第3回定例会−09月30日-05号令和 2年 9月 第3回定例会          令和2年9月30日(令和2年第3回定例会第5日目) 令和2年9月30日午前9時30分、第3回海老名市議会定例会海老名市役所議事堂に招集した。 1.出席議員   22名              吉田みな子議員    三宅紀昭 議員              黒田ミホ 議員    たち登志子議員              田中ひろこ議員    つつ木みゆき議員              志野誠也 議員    市川洋一 議員              池亀幸男 議員    福地 茂 議員              戸澤幸雄 議員    相原志穂 議員              葉梨之紀 議員    佐々木弘 議員              松本正幸 議員    倉橋正美 議員              森下賢人 議員    久保田英賢議員              宇田川希 議員    日吉弘子 議員              藤澤菊枝 議員    永井浩介 議員 2.欠席議員   なし 3.議事日程   日程第1 議案第45号 海老名市住民基本台帳カードの利用に関する条例及び海老名市個人番号カードの利用に関する条例を廃止する等の条例の制定について        議案第46号 海老名市手数料条例の一部改正について
           議案第47号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名市文化会館)        議案第48号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名運動公園・北部公園・中野公園・スポーツ施設)                               (以上4件総務常任委員会報告)   日程第2 議案第55号 物品の取得について(神奈川県域市町村配備共同調達コンピュータ等機器(中学校分))                               (以上1件文教社会常任委員会報告)   日程第3 議案第49号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名駅西口特定公共施設)        議案第52号 令和元年度海老名公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分について                               (以上2件経済建設常任委員会報告)   日程第4 議案第53号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第8号)                               (以上1件予算決算常任委員会報告)   日程第5 認定第1号  令和元年度海老名一般会計歳入歳出決算認定について        認定第2号  令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について        認定第3号  令和元年度海老名介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について        認定第4号  令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について        認定第5号  令和元年度海老名公共下水道事業会計決算認定について                               (以上5件予算決算常任委員会報告)   日程第6 議案第56号 物品の取得について(コンピュータ等機器(中学校分))   日程第7 議案第57号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第9号)   日程第8        議員の派遣について   日程第9        所管事務の調査・審査について 4.付議事件   議事日程に同じ 5.説明のため出席した者 25名   市長         内野 優    副市長        秦 恭一   副市長        萩原圭一    教育長        伊藤文康   理事兼財務部長    柳田理恵    都市建設担当理事   丸茂 悠   市長室長       江成立夫    市民協働部長     藤川浩幸   保健福祉部長     岡田尚子    経済環境部長     金指太一郎   まちづくり部長    谷澤康徳    消防長        二見裕司   教育部長       伊藤 修    文書法制担当部長   北 雄一   道路担当部長     栗山昌仁    市長室次長      中込明宏   財務部次長      告原幸治    市民協働部次長    澤田英之   保健福祉部次長子育て担当)     保健福祉部次長(健康・保険担当)              内田拓亜               小松幸也   保健福祉部次長(福祉担当)      経済環境部次長    松本友樹              鶴間由美子   まちづくり部次長   松本友樹    消防本部次長     青木利行   教育部専任参事    和田修二 6.出席した事務局職員 4名   事務局長       小澤孝夫    事務局次長      浜田宏美   議事調査係長     左藤文子    主事         二見蔵人 7.速記員出席者     1名   株式会社 澤速記事務所   速記士        佐藤悦子 8.会議の状況                    (午前9時30分 開議) ○議長(福地茂 議員) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより令和2年第3回海老名市議会定例会第5日目の会議を開きます。  本日の議事日程及び専決処分報告は、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  それでは、市長から、本日提案されます諸議案の一括説明を求めます。                  〔市長(内野優) 登壇〕 ◎市長(内野優) おはようございます。それでは、本日提案いたします諸議案の提案理由について一括してご説明を申し上げます。  初めに、日程第6 議案第56号 物品の取得について(コンピュータ等機器(中学校分))でございます。これは、議会の議決を得た上、財産を取得したいものでございます。  次に、日程第7 議案第57号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第9号)でございます。今回の補正は、第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6616万4000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ630億3989万5000円とするものでございます。これにつきましては、県の関係で、65歳以上の方はインフルエンザの予防接種の負担分がないという形の内容でございます。以上、議案第56号及び議案第57号の内容につきましては柳田理事兼財務部長から説明いたします。  以上、本日提案いたします諸議案の提案理由をご説明申し上げました。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げまして、説明を終わります。                  〔市長(内野優) 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより日程に入ります。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 初めに、 △日程第1 議案第45号 海老名市住民基本台帳カードの利用に関する条例及び海老名市個人番号カードの利用に関する条例を廃止する等の条例の制定について、議案第46号 海老名市手数料条例の一部改正について、議案第47号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名市文化会館)、議案第48号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名運動公園・北部公園・中野公園・スポーツ施設)、以上4件を一括議題といたします。  この4件に関する委員長の報告を求めます。宇田川希総務常任委員会委員長。                  〔宇田川 希議員 登壇〕 ◎(宇田川希 議員) それでは、総務常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第45号から議案第48号までについて、9月9日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、議案第45号及び議案第46号は全員賛成による原案可決、議案第47号及び議案第48号は賛成多数による原案可決であります。  審査の中で、議案第45号では、自動交付機廃止に伴う市民への周知方法、窓口来庁者の想定数及び対応策等について、個人番号カードマイナンバーカード)の普及状況について、市民カードの再発行の有無及び継続希望等の市民の意見についてといった質疑のほか、自動交付機の廃止やコンビニ交付の利用促進などについて、今後も市民への丁寧な説明を行い、市民サービスの向上に努めていただきたい。窓口の混雑状況などの情報をホームページに見やすく掲載するよう研究していただきたい。個人番号カード普及について、より一層の取組を要望する。また、申請から発行までの事務手続の簡素化が図られるよう研究していただきたいといった意見がありました。  議案第46号では、特に質疑で明らかにすべき事項などもなく、意見もありませんでした。  議案第47号及び議案第48号では、指定管理者の指定期間を変更することにより、1年延長された更新までの準備期間等の考え方について、通常事業や今年度見送った事業の実施などのスケジュールや財政的な考え方について、指定管理者の雇用関係及び労働関係についてといった質疑のほか、新型コロナウイルス感染症の影響により運営上の課題も多いと思うが、市民にとって利用しやすい、また、参加しやすい施設となるよう運営を図っていただきたい。また、市制施行50周年であることも考慮し、新たな事業等の提案を促すことを要望する。施設利用者もコロナの影響により行事を中止せざるを得ない状況であったので、市民や市民団体等の利用を最優先に指定管理者と十分に協議することを要望するといった意見がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔宇田川 希議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  これより1件ごとに討論及び採決をいたします。  初めに、議案第45号 海老名市住民基本台帳カードの利用に関する条例及び海老名市個人番号カートの利用に関する条例を廃止する等の条例の制定についての討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。松本正幸議員。                   〔松本正幸議員 登壇〕 ◆(松本正幸 議員) 日本共産党市議団を代表して、議案第45号 海老名市住民基本台帳カードの利用に関する条例及び海老名市個人番号カードの利用に関する条例を廃止する等の条例の制定について、反対の立場で討論を行います。  自動交付機の停止に伴い、条例で規定した住民基本台帳カード及び個人番号カードの独自利用についてに関係する条例の廃止及び改正をするためです。改正後も市民カードが引き続き利用できることは、経過措置として正しいと思います。しかし、この制度の中にマイナンバーカードに関わる仕組みとなっていますので、反対したいと思います。  以上で討論を終わります。                   〔松本正幸議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第45号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 多 数) ○議長(福地茂 議員) 挙手多数であります。よって議案第45号 海老名市住民基本台帳カードの利用に関する条例及び海老名市個人番号カードの利用に関する条例を廃止する等の条例の制定については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第46号 海老名市手数料条例の一部改正についての討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第46号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 多 数) ○議長(福地茂 議員) 挙手多数であります。よって議案第46号 海老名市手数料条例の一部改正については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第47号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名市文化会館)の討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第47号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 多 数) ○議長(福地茂 議員) 挙手多数であります。よって議案第47号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名市文化会館)は委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第48号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名運動公園・北部公園・中野公園・スポーツ施設)の討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。田中ひろこ議員。                  〔田中ひろこ議員 登壇〕 ◆(田中ひろこ 議員) いちごの会の田中ひろこです。議案第48号 指定管理者の指定の期間の変更について、反対の立場から討論いたします。  指定管理期間の延長は、よほどのことがない限り、すべきではないと考えています。特に第48号ですが、海老名運動公園などの指定管理者共同企業体の構成員であるコナミスポーツ株式会社は、今年4月のコロナ休業期間中に、非正規従業員に対して休業補償をしなかったことが報道され、問題発覚後に方向転換して休業補償するという事態になりました。指定管理者の雇用責任については市が関与できない面があることは理解しますし、問題発覚後に市がコナミスポーツに対して雇用の維持を積極的に働きかけられたことは評価いたします。しかし、コナミスポーツは、休館をした時点では、コロナウイルスは不可抗力だから責任を取らないという認識でした。それが一転して休業補償することになったのは、労働法の解釈を変えたからではなく、ユニオンなど組合からの抗議があり、多くの報道があったからです。市は、今後の対策として、不可抗力の課題対応について協議し、変更協定を締結するとのことですが、指定管理者が非正規従業員への雇い止めや休業補償の法的解釈を変えるかどうかの保証はありません。今回、市が指定管理の期間を変更し、1年延長を提案されたということは、市は雇用を守ろうとしなかったコナミスポーツの対応には問題がないと判断したことになります。公共施設の人件費は管理経費として税金から払われているわけで、市が指定管理者の雇用に対して直接的な対応ができないのなら、なおのこと、指定管理者への評価を明確に示すべきです。  また、今回の指定管理の期間の変更の理由には、指定管理業務及び事業実施における感染症対策費用等の適正な積算が困難であるためということと、現在の状況下で選定した場合、受注の検討をする業者が少ないことが想定され、現行の指定管理者有利の選定となりかねず、適正な公募と言えない懸念があるというようなことが上げられています。しかし、同じような状況でも指定管理の期間を延長をしない自治体は多くありますし、コロナ感染が続いている状況だからこそ、公共施設の事業に手を挙げたい事業者もいるのではないかとも推察されます。市民にとってよりよいサービスの実現のために、事業者が手を挙げやすい工夫をすることは指定管理期間の中で十分できたはずです。  以上の理由から、議案第47号、49号にも反対します。  以上で終わります。                  〔田中ひろこ議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。松本正幸議員。                   〔松本正幸議員 登壇〕 ◆(松本正幸 議員) 日本共産党市議団を代表して、議案第48号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名運動公園・北部公園・中野公園・スポーツ施設)について、反対の立場で討論を行います。  新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今後の状況が不確定であることから、指定管理業務の業務実施における感染症対策費用等の適正な積算が困難であるということで1年延長するということです。海老名市の指定管理者であり、構成員であるコナミスポーツ株式会社は、他の行政のスポーツ施設で働く労働者に休業補償が支払われていなかった点、大きな問題になりました。海老名市の指定管理者として的確性がないと判断できます。  以上の理由で反対し、討論を終わります。                   〔松本正幸議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第48号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 多 数) ○議長(福地茂 議員) 挙手多数であります。よって議案第48号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名運動公園・北部公園・中野公園・スポーツ施設)は委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第2 議案第55号 物品の取得について(神奈川県域市町村配備共同調達コンピュータ等機器(中学校分))を議題といたします。  本案に関する委員長の報告を求めます。久保田英賢文教社会常任委員会委員長。                  〔久保田英賢議員 登壇〕 ◎(久保田英賢 議員) それでは、文教社会常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第55号について、9月10日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、全員賛成による原案可決であります。  審査の中では、県の共同調達を利用した理由について、共同調達を利用していない市町村との違いについて、今回調達するタブレットの保守について、タブレット端末セキュリティー対策について、OSをグーグルクロームOSにした理由についてといった質疑がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔久保田英賢議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第55号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 全 員) ○議長(福地茂 議員) 挙手全員であります。よって議案第55号 物品の取得について(神奈川県域市町村配備共同調達コンピュータ等機器(中学校分))は委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第3 議案第49号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名駅西口特定公共施設)、議案第52号 令和元年度海老名公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分について、以上2件を一括議題といたします。  この2件に関する委員長の報告を求めます。志野誠也経済建設常任委員会委員長。                  〔志野誠也議員 登壇〕 ◎(志野誠也 議員) それでは、経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第49号及び議案第52号について、9月11日に審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、議案第49号は賛成多数、議案第52号は全員賛成による原案可決であります。  審査の中で、議案第49号では、新型コロナウイルス感染症の拡大が及ぼす指定管理業務などへの影響について、指定管理期間を延長することによる市の対応と指定管理料への影響について、想定外の事態が発生した際の市と指定管理者の対応について、指定管理期間を変更せず市が直接管理及び運営を行うことを検討したかどうかについてといった質疑がありました。  議案第52号では、未処分利益剰余金の内容とその使途についてといった質疑がありました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔志野誠也議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  これより1件ごとに討論及び採決をいたします。  初めに、議案第49号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名駅西口特定公共施設)の討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第49号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 多 数) ○議長(福地茂 議員) 挙手多数であります。よって議案第49号 指定管理者の指定の期間の変更について(海老名駅西口特定公共施設)は委員長報告のとおり原案可決することに決しました。  次に、議案第52号 令和元年度海老名公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分についての討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第52号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 全 員) ○議長(福地茂 議員) 挙手全員であります。よって議案第52号 令和元年度海老名公共下水道事業会計処分利益剰余金の処分については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第4 議案第53号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。  本案に関する委員長の報告を求めます。  森下賢人予算決算常任委員会委員長。                   〔森下賢人議員 登壇〕 ◎(森下賢人 議員) それでは、予算決算常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、議案第53号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第8号)について、9月9日から11日まで担当する各分科会において所管する部分の審査を行いました。  委員会は9月28日に会議を開き、各分科会会長の報告を聴取し、審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数による原案可決であります。  以上で予算決算常任委員会の審査結果の報告といたします。                   〔森下賢人議員 降壇〕
    ○議長(福地茂 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。つつ木みゆき議員。                  〔つつ木みゆき議員 登壇〕 ◆(つつ木みゆき 議員) いちごの会のつつ木みゆきです。議案第53号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第8号)、病児保育施設事業に反対の立場から討論いたします。  今回、海老名市の一般会計補正予算の中に病児保育事業があり、事業費1650万円が計上されています。海老名市にも病児保育をつくっていただくよう、いちごの会でも再三にわたり要望してきた事業なだけに、今回やっと事業が実施されるのかと喜んでいたのですが、ふたを開けてみると納得できないことが多々あります。現在、海老名市では、こどもセンターに病後児保育のいちごルームがあり、病気の回復期にある8週間から小学校3年生までの子どもを一時的に預かっています。今回の事業では、その病後児保育と病児保育を一緒にするという話もあり、その場合、いちごルームをなくしてしまうのかどうか、今回の定例会ではちゃんとした説明がなされませんでした。神奈川新聞には大々的に、海老名市初の病児保育施設開設とあり、地元で外食や福祉事業を展開する企業が整備、運営を行うと記載されていました。確かに保育施設も運営されているようですが、手を挙げてくれたからその企業に任せるということでしょうか。  そもそも令和2年3月の第2期海老名市子ども・子育て支援事業計画では、「多様化する保育ニーズに対応するため、病後児保育の受け入れ態勢の強化や病児保育の実施について検討していく」と書かれていて、支援事業bXとして、「急な病気等の時に対応できるよう病院内に設けられた専用スペースで、治療中の児童を一時的に預かります」となっており、令和2年から令和6年までを病児保育の計画期間として実施検討していくとあります。5年後の方向性として、「医師等の協力が不可欠なため、医療機関の動向を踏まえながら、医師会等関係機関と必要な調整を図ります」とあるのですが、5年かけて実施検討していくと明記されているにもかかわらず、病児保育の実績がない事業者が病児保育を実施するというのは、これまでの市の考え方と矛盾しており、病児保育実施に向けての十分な議論と説明が果たされてはおらず、不安が残ります。なぜここで急にこの事業が決まったのか、保育士もいちごルームからスライド式に配置するような案もあるようですが、いちごルームはやはりなくすということなのか、方向性も、どう整備されるのかも分からないまま、見切り発車するような事業には、残念ながら反対せざるを得ません。病児保育は、働く親にとっては最後のとりでです。病気の子どもを置いて働きに出なければならないことは、親にとっては大変不安で、つらいことです。親の不安が少しでも解消できるよう、病児と病後児保育を切り離して、きめ細やかな運営が行われるよう要望いたします。  以上で討論を終わります。                  〔つつ木みゆき議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。佐々木弘議員。                  〔佐々木 弘議員 登壇〕 ◆(佐々木弘 議員) 日本共産党市議団を代表しまして、議案第53号 令和2年度一般会計補正予算(第8号)に対し、反対の立場で討論いたします。  今回の同補正予算案には、市民生活の向上及び市政発展の面で必要とされる措置が含まれている点を理解します。しかしながら、令和2年度から5年度までで限度額6728万円の債務負担行為として、柏ケ谷保育園給食調理業務委託が含まれています。民間事業者への業務委託は、委託期間ごとに業務主体が変更となることもあり得るため、人的体制も含めた公立保育園としての給食調理及び提供の安定性、継続性の確保が保障されないおそれがあります。  以上の問題点から、当議案に反対することを述べ、討論を終わります。                  〔佐々木 弘議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第53号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。 (挙 手 多 数) ○議長(福地茂 議員) 挙手多数であります。よって議案第53号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第8号)は委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第5 認定第1号 令和元年度海老名一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 令和元年度海老名介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 令和元年度海老名公共下水道事業会計決算認定について、以上5件を一括議題といたします。  本件に関する委員長の報告を求めます。  森下賢人予算決算常任委員会委員長。                  〔森下賢人議員 登壇〕 ◎(森下賢人 議員) それでは、予算決算常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、認定第1号から認定第5号までについては、9月18日、23日及び24日にそれぞれの分科会において所管事項の審査を行いました。  委員会は9月28日に会議を開き、各分科会会長の報告を聴取し、審査を行いました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、認定第1号は賛成多数による認定、認定第2号から認定第5号までは全員賛成による認定であります。  以上で予算決算常任委員会の審査結果の報告といたします。                  〔森下賢人議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。田中ひろこ議員。                  〔田中ひろこ議員 登壇〕 ◆(田中ひろこ 議員) いちごの会の田中ひろこです。2019年度海老名一般会計歳入歳出決算認定について、会派を代表して、反対の立場から討論を行います。  2019年度は、親と子の相談支援事業、中学校修学旅行への補助、子どもの学習・生活支援事業、公共交通弱者に対する移動支援の推進など、特に子どもや高齢者など社会で弱い立場にある市民への支援が実施されたことを大変評価したいと思います。しかし、当初予算で懸念を表明したことが十分理解されず、反対せざるを得ないことは大変残念です。  以下に、反対の理由を述べます。  1点目、文化ゾーン再編に向けた基本構想の公開について。  中央図書館や文化会館のある地域、いわゆる文化ゾーンを整備するための基本計画策定として330万円の委託料が計上され、公共施設再編調査事業費238万円の歳出決算額が報告されました。構想の素案はいまだに公開されていません。代表質疑で市長は、構想の内容を見たが、様々な問題がある、これから関係団体と話し合い、方向性をまとめ、それをある程度公表しながら基本計画をつくっていくと述べられました。市長が示す問題点はどういうことなのか、市民に公開して共有していただきたいと思います。  というのも、昨年の12月に市長は、市民ギャラリーの老朽化や使い勝手の悪さなどの課題があり、売却して移転する方向で考えていると答弁され、また、商工会議所から、今の場所での建替えを要望されており、市民ギャラリーと商工会館との複合施設か、別個に建てるか、レベルアップするような形を商工会館に求めていきたいと答弁されています。この事業の目的は、商工会館の建替え議論をきっかけに、西口の経済の活性化のための土地利用と再開発構想と受け止めています。コロナの影響による財政状況の悪化で実現が難しくなったのなら、課題として公表すべきですし、海老名市の文化発信拠点を目指すなら、幅広い市民の意見を取り入れた議論を促していくべきです。  2点目、同性パートナーシップ制度の導入についてです。  本市では2016年度から毎年、LGBTなど性の多様性の理解を深めるために職員対象の研修会が行われ、来年度からは市民への啓発もさらに進めていくとしています。市長は、同性パートナーシップ制度について、個人的には認めていく方向だが、自治体が導入するには問題等が出てくるので、研究して市民の理解を得ていく、国がどう認めていくか見極める必要があると相変わらず慎重姿勢です。パートナーシップ制度による利点は、異性カップルと同様に公営住宅に入居できることなどに限られ、制度が導入されたからといって、緊急時に病院での面会や手術の同意ができる保証はなく、法定相続も配偶者控除も受けられないなど、生きづらさが大きく改善するわけではありません。しかし、住んでいる自治体の取組が前進してこそ、市民の理解が進み、国による同性婚の法制化が進むのだと思います。県内では政令3市のほか、小田原、鎌倉、逗子、葉山町が導入しており、藤沢市も来年度から実施予定です。海老名市も同性パートナーシップ制度の導入を求めます。  3点目、公園の集約化と再編についてです。  2019年度には緑の基本計画が策定され、計画には、市民ニーズを踏まえた公園の再編、機能向上を図る必要があると記されています。公園の再編に対して、若いママからは、小さい公園だからこそ気軽に行けるので統合しないでほしいという意見や、保育士さんからは、大きな公園では小さい子どもが遊べないし、走り回る子どもを1人1人追いかけ、けがをさせないように見守るのは大変、小さい公園は残してほしいという声が上がっています。  市長は、利用しない公園が必要なのか、誰も利用していないのに草刈りは行政がやり、年間の維持管理費は3億円かかっている、地域の皆さんが愛する公園ならみんなが清掃するとか、草むしりをするべきだが、そうなっていない、小さい公園を売り払い、その原資を充てて公園を広くしていくことが必要と答弁されています。  街区公園費等維持管理経費や公園の整備事業費は3億円もかかっているのでしょうか。植栽にかかる費用は1640万円、除草作業には2050万円、自治会委託の草刈り清掃には600万円、防災対策には495万円、遊具点検の費用を合わせても維持管理費は5000万円にもならない金額です。市長が何度も主張された3億円は、公園の再編を進めるため、市民を説得させるために言われたのだとしたら、市長への市民の信頼が崩れます。現在実施している公園の草刈りの頻度は年に2回ほどで、多くは自治会に依頼していますが、高齢化で集まる人が減少し、厳しいという声があります。維持管理に予算をつけ、草刈りを年4回に増やすなど、やるべきところは行政がしっかり管理し、小さい公園は統合せずに残すべきです。  4点目、ごみ減量化施策について。  ごみの有料化、戸別収集が昨年9月から始まりました。ごみ収集体制では、収集作業の正規職員の新規採用が20年以上もなされず、退職不補充が見直されないまま、民間導入が行われてきました。ごみ収集体制の方向性について、代表質疑で市長は、戸別収集は直営でやっていきたいと答弁されましたが、民間か直営か、経費だけを見て収集体制を決めるのではなく、まずは正規職員を増やし、地域を知って災害に対応できる職員を育て、計画的な収集体制を構築すべきです。また、市長が目標として掲げるごみ集積所ゼロについても、その道筋を示していただきたいと思います。市が把握している問題のある集積所は100か所以上あります。集積所の不法投棄をめぐって、住民同士のいさかいが起きている地域もあります。地域のつながりが大事と言うなら、実際に市民同士が分断されてしまうようなことは防がなければなりません。  先日の日曜日に、不法投棄のごみでいっぱいになった近所のごみ集積所を掃除し、未分別のごみを袋に分け、地域清掃ごみと記入し、担当課に連絡して回収をしていただきました。不法投棄をする人はほんの一部で、ほとんどの市民はきれいなまちを望んでいます。汚くなったごみ集積所を見るに見かねて掃除をしたり、不法投棄ごみを分別してくださる住民も多いです。その中には、掃除して出た燃やせるごみを有料袋に入れて出さないといけないと思い込んでいる方もいます。地域清掃ごみは、有料袋に入れずとも、戸別収集の際に、清掃ごみと書いて自宅の前に出せば回収してもらえるということを「広報えびな」に掲載していただきたい。そして、ごみ集積所分割コーディネーターのような役割を自治会の方に委嘱するなどしてお力を貸していただくようお願いするなど、市民の安心した暮らしを支えるために具体的な手を打っていただきたいと思います。  5点目、最後になります、市民生活に目を向けた取組についてです。  海老名市は、来年度の市税収入が20億円減少し、40億円の財源不足が見込まれるとの推計を出しました。7月時点で固定資産税や市民税の納税猶予の許可件数は約50件に上り、過去5年間ゼロ件だったことから、市民生活の厳しい実態が明らかになっています。市長は、財源不足を、公共施設の有料化や小児医療費無償化の見直し、障がい者の福祉手当の減額などにより補填することを真っ先に言及されました。厳しさを増す市民生活の現実に目を向けているとは思えない発言です。コロナ禍で全国の自治体が厳しい財政状況に置かれているのは、国が補填なき自粛を進め、財源を各自治体に委ねたことも要因の1つだと思います。コロナ対策の費用や財源不足への補填は国がすべきです。他市と連携して、国への財源確保を求め続ける姿勢を示すことこそが、自治体トップが行うべきことではないでしょうか。来年度の予算編成に向け、事業の抜本的な見直しは必要ですが、まずは無計画な事業を始めないこと、進めないこと、そして、市民生活に直結するような手当の減額などをしないよう要望します。  以上で反対討論を終わります。                  〔田中ひろこ議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。志野誠也議員。                   〔志野誠也議員 登壇〕 ◆(志野誠也 議員) 政進会の志野誠也です。議長のお許しをいただきましたので、ただいま議題となっております令和元年度海老名市一般会計決算及び3特別会計決算並びに1企業会計決算につきまして、会派を代表して、賛成の立場から討論をさせていただきます。  昨年10月に、東日本台風と気象庁により命名された台風第19号が海老名市付近を通過し、城山ダムの緊急放流が実施されましたが、幸いにも海老名市においては大きな被害がなかったものの、前例のない事態となりました。今年も既に大型の台風が九州地方に接近し、伊勢湾台風に匹敵する台風や、特別警報級の台風という表現で早々に気象庁から注意喚起が行われました。近年の夏の気温は、最高気温が35度を超える猛暑日も珍しくなく、中新田に設置されるアメダスの観測では、今年の8月1か月の間に9日間連続を含む12日間の猛暑日が観測されたそうです。それに伴って、今年の海水温は平年に比べて異常に高く、大型台風が発生しやすい環境にあり、向こう1か月は注意が必要だと思います。  さて、令和元年度の最も大きな出来事は当然ながら、5月1日に新天皇陛下が即位され、元号が平成から令和に切り替わったことです。国民を挙げての慶事となりましたが、海老名市としても、それに関わる元号の切替え作業などは遺漏なく事務が執行されたものと振り返ります。9月にはラグビーワールドカップが日本で開催されました。数多くのキャンプ候補地の中から公認キャンプ地として海老名市が選出され、ロシアのナショナルチームのキャンプ地として活用されながら、交流イベントなどを通じてオール海老名でワールドカップを盛り上げました。10月には消費税が引き上げられ、国の発行した低所得者や子育て世帯へのプレミアム付商品券に加え、市独自の消費低迷対策として、併せて全市民を対象に発行したことで、市内経済への寄与が図られました。また、市長が力を入れてきた家庭系ごみの一部有料化及び燃やせるごみの戸別収集の導入が開始された年度でもあります。我が会派の代表質疑でも触れましたが、この事業は、平成30年第4回定例会において議決された、実施に当たって十分に留意していただきたい12の附帯決議を踏まえて実施されており、開始から大きなトラブルもなく、減量化も進んでいるとの市長答弁から、事業効果はプラスに働いていると評価されてよいものと考えます。  市長、議員の改選も実施されました。内野市政5期目と第13期海老名市議会の始まりの年度でもありました。  このような背景を持つ令和元年度決算認定が今定例会に上程されましたが、市税収入が過去最大となるなど、海老名市がこれまで推進してきた海老名駅西口開発を代表とする将来の税収増につながる施策が実際の果実として実ってきていることを実感しております。  しかしながら、近年の決算では必ず話題に上がってくる経常収支比率については、市税などの経常的な収入が増加した一方で、扶助費などの経常的な支出が増加したことなどにより、前年比1.3ポイント増の93.9パーセントとなり、依然として高水準で推移をしており、事業の効率化や見直しは必要不可欠です。海老名市の企業会計分を含めた市債残高は、市民1人当たりに換算すると、政令指定都市を除いた県内16市中では最も少ない金額を堅持する見込みと聞いております。市債は借金ですから、慎重な取扱いを求めるものではありますが、今般の新型コロナウイルス感染症が経済に対して未曽有の大打撃を与えたことによって、今後、財源確保の手段は様々な困難が予測されます。市債の借入れを増やして対応することを迫られる場面も当然にあり得ることで、難局を乗り越えるためには選ばざるを得ない手段であるという認識は持ち合わせておかなければならないと強く認識をするものであります。  歳出面に目を向けますと、昨年9月、10月に相次いで発生した台風第15号及び第19号の影響により、災害復旧費が前年度より大きく伸びていました。しかしながら、自助、共助、公助の連携により、海老名市内において最小限の被害で収まったことは、海老名市の危機管理能力の高さを示すものだったと思います。  近年の海老名駅西口地域や駅間開発等による商業の発展、人口増に伴う消防、救急需要の増加に対応するために進められる(仮称)消防署西分署の整備は、鉄道によって分断された地域を補完する意味からも不可欠な消防力の強化でありましたが、その後も続く大型マンション等の建設計画を鑑みますと、改めまして必要な事業であったのだということを実感しているところであります。  南部地域において、公共交通鉄道駅などを結ぶワゴン型車両による実証運行の実施は、利用圏域の検証と有効な施策の研究に反映されながら、公共交通弱者に対する移動支援策としての実証運行後の発展を期待しています。  海老名駅北口改札設置を含む相鉄海老名駅の整備に伴い、連絡通路や北口駅前広場の整備が確認されました。出口名称の工夫等で、相模国分寺跡との連続性を持たせ、令和4年の供用開始予定に向けて着実に進めていただきたいと思います。  そのほかにも、モバイルレジ、クレジットサービスの導入により、市民サービスの向上が図られたことなども高く評価をいたします。  令和2年度から新総合計画えびな未来創造プラン2020がスタートしましたが、海老名市が10年後に目指す姿、「みんなが笑顔 住みやすいまち えびな」にあるよう、そして、笑顔があふれるまちとなるよう、様々な施策を期待しています。そのために、まずは、いまだ全貌が明らかになっていない新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う市民生活と経済への影響に対して、市長をはじめ職員の皆様の知恵を集め、この事態を乗り切っていただきたい。  我が会派においても、この経済危機を乗り切るため、財政をはじめ市政運営の一助となるよう仕事をしてまいりたいと思います。  最後に、令和元年度予算の執行に当たられた市長をはじめ職員の皆様に感謝申し上げまして、賛成の討論とさせていただきます。                   〔志野誠也議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。佐々木弘議員。                  〔佐々木 弘議員 登壇〕 ◆(佐々木弘 議員) 日本共産党市議団を代表し、令和元年度国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の3事業特別会計及び公共下水道事業会計に対する決算認定には賛成しますが、一般会計の決算認定には次の理由から反対することを表明し、討論します。  まず、同年度の行政執行において前向きに評価できる点を述べます。  当会派が提案、要望してきた小児医療費助成が、義務教育が終わる中学校3年生まで、他の自治体のように所得制限や費用一部負担も導入されることなく、県内では引き続き最も充実した水準、条件で実施されました。また、生活習慣病対策として肺がんCT検査を含めた各種がん検診を実施し、疾病の早期発見、早期治療につなげました。学校現場では、少人数学級化の推進のための市費による教員や、全国的にも先進的な言語聴覚士も含めた各種専門職など人員体制確保のために市独自の努力が行われ、さらに学校体育館へのエアコン設置の着手も含めた学校施設等の整備も進められました。また、同年度からは、修学旅行費への補助が新たに開始され、小中学校の各第1学年に対する教材費や野外教育活動費、学童保育料などに対する保護者負担軽減策、高校生世代向けの返済不要の奨学金給付も引き続き行われました。そして、就学援助制度は、入学前支給や、拡大された認定基準による運用が引き続き行われました。また、学生や若者に対する家賃補助や奨学金返済に対する補助などの支援策が引き続き同年度も実施されました。そして、当会派が早急な対応を求めた子どもたちの安全を見守る青色パトロールカーも同年度途中より1台増車が図られました。地域経済と暮らしの面では、住宅リフォーム及び商店リニューアルに対する補助が、災害対策を含めた暮らしの安心を図る面では、引き続き、以前、我が会派が提案しました防災ラジオの普及策及び危険なブロック塀の撤去に対する補助及び雨水冠水に対する計画的な下水道整備が継続されました。  以上は主要な点のみの指摘ですが、市の取組の姿勢と施策の中には、市民の福祉、教育及び生活の向上や市のよりよい発展の面から評価できる点が多くあることをまず述べたいと思います。  しかしながら、主要な点で、以下の4つの問題点により、当会派として一般会計決算認定に対して反対することを改めて表明します。  まず1点目として、家庭系ごみ有料化を強行した問題です。  同年度、家庭系ごみ有料化と戸別収集が9月30日から開始されました。言うまでもなく、ごみの収集及び処理は、行政が行うべき重要な事業の1つであり、市民が納めている税金に加え、さらにごみの有料化として負担を求めることは、税金の二重取りと言わざるを得ません。そもそも家庭系、事業系ごみを減量するための対策を同時に立て、減量化を進めなければならないにもかかわらず、事業系ごみの減量の具体化は同年度も後回しにして、家庭系ごみの有料化を先行し進めるのでは、根本的なごみの減量化が成功しないことは明らかです。安易な有料化を行政が進めるのではなく、高座清掃施設組合を構成する他の2市同様、市民、事業者の皆さんの理解を得ながら協働してごみの減量化を進めることが肝要です。  また、行政としても、企業のごみ排出者責任を明確にする拡大生産者責任を果たすことを求めることなど、すべきことはたくさんあります。同年10月には、消費税が8パーセントから10パーセントに引き上げられ、それに加えて市の試算で1世帯4人家族で年間6720円の新たな負担増をかぶせ、市民の暮らしに大きな影響を与えました。多くの市民から、極めて短期間のうちに6397筆の有料化反対署名が集まった重みを、市長及び行政当局は真摯に受け止めるべきです。  次に、2点目として、指定管理者制度による市立図書館の運営の問題です。  平成26年度より市立図書館の運営に指定管理者制度が導入されました。とりわけ中央図書館に関しては、大規模改修を経てリニューアルオープンした直後の平成27年10月に、TRC社の離脱問題が表面化し、全国でも大きく注目され、市民や利用者に波紋や懸念を生じさせ、同指定管理者による運営の不安定さが露呈しました。さらに、資料の分類、選書や、会計運営上などの諸問題などが次々に露見しました。運営を民間企業が行うことで、市と利用者、市民の間に距離ができ、より身近な図書館づくり運営が阻害されています。そして、運営を民間企業に丸投げすることにより、市が持つべき公立、公共図書館運営に対するノウハウや識見、意欲とそれらを持つ人材が育たず、失われてしまう点も大きな問題です。これらの問題にもかかわらず、令和元年度以降も5年間、同制度及び、引き続き、ほぼ同様の指定管理事業者による運営を継続した市の姿勢は大きな問題です。  そして、3点目として、同年度も引き続き進められた指定管理や業務委託などの推進による地方自治体としての公的役割、責任体制をめぐる問題です。  さきに述べた図書館にとどまらず、市民の暮らしと福祉を守る地方自治体として、重要かつ最前線である市民窓口や福祉窓口も、大手民間営利企業に業務を委託する運営が同年度も続けられました。  また、子どもたちの食の安全と健やかな成長を保障する学校給食に関しても、近年、食育や地産地消も含め、社会的な関心や安心・安全面への心配が高まっている中、我がまちの小学生の学校給食を作る食の創造館は、引き続き指定管理者により運営され、令和元年度からは、市内の学校で唯一自校調理が行われている東柏ケ谷小学校の給食調理が業務委託化されました。また、弁当併用方式による中学校給食の調理も、引き続き民間企業へ業務委託されています。そして、将来の運営民営化も見据えて開始された市立下今泉保育園の指定管理者制度による管理運営が同年度も行われたことも問題です。これら、本来、行政にとって基本となる重要な業務に関しては、業者任せでなく、市の直接運営により責任を持って継続性を持ち、安定して行うことが必要不可欠であり、また、それによって市職員が経験や知見、問題意識をさらに高め、よりよい行政運営、ひいては市民生活の向上と市のよりよい発展につながるものであるべきです。  最後に、4点目として、個人番号制度、いわゆるマイナンバー制度の問題です。  同年度も、同制度の拡充のためのシステム改修や、マイナンバーカード交付申請などの事務が実施されました。私たち日本共産党は、同制度は、なりすまし詐欺やプライバシー侵害などの大きなリスクを抱える根本的な問題に加え、莫大な税金を浪費する事業である点から、一貫して運用の中止と廃止を求めてきました。地方自治体として、国の導入する制度に対応したものだったという面は理解はしますが、当会派としては、同制度の公費支出及び事務手続を認めるわけにはいきません。  以上の点を指摘し、さきに述べた令和元年度各会計決算認定に対する賛否の理由を述べ、討論を終わります。                  〔佐々木 弘議員 降壇〕
    ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。戸澤幸雄議員。                  〔戸澤幸雄議員 登壇〕 ◆(戸澤幸雄 議員) 公明党海老名市議員団の戸澤幸雄です。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、議題となっております令和元年度海老名一般会計歳入歳出決算認定ほか3特別会計歳入歳出決算認定及び公共下水道事業会計決算認定について、会派を代表して賛成の立場を明確にし、討論を行います。  令和元年度を振り返ってみますと、まずは4月30日をもって上皇様が譲位され、翌5月1日に天皇陛下が即位されました。これに伴い、30年あまり続いた平成は幕を閉じ、同日、令和に改元されました。9月には日本で初めてのラグビーワールドカップが開催され、初の8強に進出、日本中が熱狂しました。10月には消費税が10パーセントへと引き上げられ、様々な経済対策が同時に実行されましたが、経済的には大きな打撃となりました。また、自然災害では、10月12日の台風19号による豪雨により、海老名市でもコミセンなど市内11か所に避難所を開設、その後、土砂災害警戒区域や相模川の浸水想定区域に対して相次いで警戒レベル4となる避難勧告を発令されるなど、記憶に新しいところです。そして、1月には、中国武漢市の都市封鎖が行われ、新型コロナ感染症の世界的な大流行が始まり、現在に至っております。  そんな中、海老名市では、「未来を創る〜進み続ける海老名〜」をキャッチフレーズに、当初予算が編成されました。歳入に関しては、海老名駅西口区画整理事業の完成に象徴されるにぎわい創出のための積極的なまちづくりへの投資が実を結び、個人市民税、固定資産税ともに着実な増加を見せ、過去最大となりました。このことは、持続的な都市経営に対する健全性を表すとともに、人口増に対する新たな取組の余地についても考えられる状況と捉えます。  歳出の主な取組については、今後の都市基盤整備に向けた厚木駅南地区市街地再開発の推進、相鉄海老名駅駅舎及び北口駅前広場の整備、消費税増税による打撃を受けた市内経済活性化に向けたプレミアム付商品券の発行、若者定住促進事業の継続など、活力ある将来に向けた政策を実行。また、消防署西分署の整備や40メートルはしご車の更新、ロボットスーツHALや大型エアーテントの導入など、自然災害をはじめとした防災対策の充実を図られました。環境に関しては、路上喫煙禁止区域の設定や資源化センターの大規模改修工事、そして、一部有料化及び戸別収集導入によるごみ減量化の推進を実行し、将来的な課題であるごみ行政についても具体的な対策を打たれました。ほかにも小中学校の修学旅行補助、親と子の相談支援事業の創設や子どもの健康管理情報の一元化など、未来を担う子どもたちを育てる支援策も充実されました。  以上のように、将来を見据えた多くの事業に取り組まれ、今後の海老名市の発展と市民生活のさらなる充実に向けた施策の展開について評価するとともに、8回にわたる補正を通じて、迅速に課題に対処されたことについても高く評価させていただきます。  今後は、新型コロナ感染症による様々な影響が顕在化してくるとともに、その対策についても賢明な判断が必要とされる場合が多くあろうかと思います。また、財政的にも多大な影響が予想され、政策的な選択肢が狭まる場面や、市民サービスにおいても一時的な後退を余儀なくされる場合が予測されますが、海老名市民、行政、議会が一体となって今後の課題に取り組んでまいりたいと思います。  最後に、令和元年度の予算執行に当たり、鋭意ご努力をいただいた内野市長をはじめ全ての職員の皆様に感謝を申し上げながら、公明党海老名市議員団の賛成討論を終わりとさせていただきます。                  〔戸澤幸雄議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。葉梨之紀議員。                   〔葉梨之紀議員 登壇〕 ◆(葉梨之紀 議員) 志政会の葉梨でございます。議長のお許しをいただきましたので、ただいま議題となっております令和元年度一般会計決算及び3特別会計決算並びに公共下水道事業会計決算につきまして、会派を代表して、賛成の立場から討論をさせていただきます。  今、さきに討論をされた議員さんたちの話のとおり、非常に現実に沿った社会生活ができるように、市のほうで行政をやっていることを高く評価いたします。ただ、今、国内の新型ウイルス感染症については、非常に危機的な状態だと思います。現在、今日の新聞で見ましても、世界で3300万人が感染したと、死者は100万人を超え、今年中には200万人になるのではないかと。死亡者は全世界で3か月間で倍加しました。こういうような第1波のピークを過ぎて第2波と呼ばれている現在の状況も非常に困難な状態でありますし、日本でも大体感染者数が大体6万人ですね。死者が1500人を超えたという状態で、世界で見ますと非常に少ないのでございますが、第1波よりはるかに感染者数が世界的には増えている状態でございます。  この中で、日本のGDPは大体来年度までには25兆円から50兆円ぐらいの損失が見込まれるということが経済学者から言われております。経済的には自宅での自粛とか、営業を自粛、そういうことによって経済力の低下が非常に進んでいるということがありますので、これがどの程度まで行くか、国全体の問題ですが、海老名市でもこういうことが進んでいくのではないかというふうに考えております。  今、国で取っている医療政策は、医療資源を新型コロナに対してなるだけシフトして、それに注力するような、そういう方向で行っておりますが、医療機関の疲弊は非常に大きくなっておりますし、おとといですか、京都大学が約70億円の赤字を出した、小田原市民病院がこの4月から6月までに約2億円の赤字を出したというような状態で、新型コロナに対して一生懸命やっている医療機関ほど痛手が大きくなっております。これはむしろ医療体制を整えるということに対しては、経済復興と併せて国が投資すべきような、そういうことをやらなければ救われないのではないかと、食い止めることができないのではないかというように考えます。経済学者の報告では、むしろ重症病棟を増やすとか、検査体制を十分につくるということは、それほど大きなお金を必要としないと、1兆円、2兆円ぐらいの単位だということを述べられておりますが、そういうことと、このGDPが大きく落ち込んでいく、そういう経済が危機的な状況に陥ることを何とか防がなくてはならないのではないかというふうに考えております。  先ほどからお話に出ているような市の行政についてですが、海老名駅西口はもとより、駅間地区にもマンションが建ち、順調に伸びを見せる市税収入や、13万5000人を超え、さらに伸び続ける人口など、具体的な数値にも表れております。しかしながら、さきに述べたように、新型コロナウイルス感染症が世界中で流行し、未曽有の危機へと変貌を遂げております。本市も緊急事態宣言の影響で経済活動が停滞し、この決算においても、一部影響を受けているものと認識しております。  このような中で、今定例会に令和元年度決算認定が上程されましたが、良好な経済状況がこれまでは堅持されているということを高く評価しております。市税収入が8年連続で増加となるなど、本市がこれまで推進してきた将来の税収増につながる施策が着実に成果となって表れていると思います。  また、市税収入以外にも国県支出金が前年度より増額となっており、これに伴う扶助費の増額も歯止めがかかっておりませんが、普通建設事業費の国庫補助金なども積極的に獲得している姿勢がよく見て取れます。ふるさと納税なども大きく増加し、令和元年度に初めてふるさと納税関連の事業費を含めて約1億8000万円のプラスとなったことも、本会派の代表質疑でご答弁いただきましたが、今後も様々な財源の確保を検討していただけるようお願いします。  歳出については、人件費、扶助費、公債費から成る義務的経費は、市民1人当たりの経費として、県内で一番低い金額になっておりますが、今後も伸び続けることが想定されるため、注意が必要だと考えております。  令和元年度は、「未来を創る〜進み続ける海老名〜」をキャッチフレーズにされたと聞き及んでおり、ハード、ソフト、両面にわたり新たなまちづくりが力強く推進されたと感じております。  平成30年度から実施しているオーラルフレイル事業については、さらに一歩進んだ海老名市版オーラルフレイル事業を普及したことにより、口腔機能の低下予防に努めたことで、今後健康寿命の延伸に寄与するのではないかと考えております。  我が会派から代表質疑で質問させていただいた子どもの発育、発達に不安を感じている保護者に、常時相談を受けられる体制を整えた親と子の相談支援事業が創設され、多くの利用がされたとご答弁をいただきましたが、引き続き、支援体制の維持、充実を図っていただければと思います。  子どもの学習・生活支援事業として、社会の分断や二極化をもたらす貧困、格差の連鎖を防ぎ、高校への進学を促すことは、ひとしく教育機会を提供する一助となると認識しております。  市長が特に熱意を持って推し進められた家庭系ごみの一部有料化及び戸別収集導入により、ごみの分別が進み、減量化が図られ、市民のごみに対する関心も大いに高まったことから、成功であったと考えております。  消費税増税対策として、他市とは異なり、市の単独事業も併せて行うことで、全市民を対象としたプレミアム付商品券を発行し、地域経済の活性化が図られたと理解しております。  このほかにも、上郷河原口線や資源化センターの整備など、様々な施策を推進されたことも高く評価しております。  幸いにも本市は8年連続の税収増や人口も増加していますが、新型コロナウイルス感染症により未曽有の危機となったことで、今後の影響はまだまだ計り知れません。長期的な視点を持つこと、さらに国全体での考え方が大事だと思いますが、まずはこの困難に打ち勝たなければならないと考えております。そのためには様々な財源確保策を検討するとともに、新型コロナウイルス感染症対策に重点を置き、この未曽有の危機を切り抜けていただきたいと思います。  最後になりますが、令和元年度予算の執行に当たられた市長をはじめ、職員の皆様に感謝申し上げます。  賛成討論といたします。終わります。                   〔葉梨之紀議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。黒田ミホ議員。                   〔黒田ミホ議員 登壇〕 ◆(黒田ミホ 議員) 立憲えびなの黒田ミホです。議題となっております、令和元年度海老名市一般会計歳入歳出決算及び3特別会計歳入歳出決算並びに海老名市公共下水道事業会計決算について、会派を代表して、賛成の立場で討論を行います。  令和元年度は、海老名においても激動の年度であったと思います。令和元年秋には台風15号、台風19号という大型の台風が立て続けに本市を襲い各地に大きな被害をもたらしたことと併せて、年度の終わりには新型コロナウイルス感染症の世界的流行が始まったことで、市民生活に甚大な悪影響を及ぼしました。  こうした中、今定例会に令和元年度海老名市一般会計歳入歳出決算が上程されたわけですが、本市の歳入総額は約468億2400万円となり、そのうち市税歳入は約237億5500万円、歳入全体から見た構成比は50.7パーセントに至りました。  歳入決算の推移を見ると、平成28年度からは毎年度総額は増えてきており、特に市税においては8年連続での増加、市税全体の収入としては過去最大の規模に至っております。これは、日本全体が人口減少社会、少子・超高齢社会に突入している中において、本市は今なお人口の増加が続いていることと併せ、大変に厳しい環境の中ではありますが、海老名が今もなお、着実な成長を歩んでいる1つの証であると思います。  また、令和元年度の財政調整基金の残高については約22億5400万円となっており、対前年度比較で約3億2700万円の減、対前年度伸び率でマイナス12.7パーセントとなり、基金の取崩しが進みました。  財政調整基金は地方公共団体の貯金とも言える基金であり、適正な規模として標準財政規模の10パーセント以上、本市の規模で25億円程度が望ましいとされていますが、コロナ禍のもとで本市の財政調整基金は本年度さらに取崩しが進み、現状は14億円程度まで激減しております。緊急事態においては財政調整基金を積極的に活用するのは当然でありますが、今後の厳しい財政状況を見越して、事業の徹底的な見直しによる歳出の抑制と、財政調整基金の確保に努めていただきたく、要望します。  最後に、教育に関してですが、新学習指導要領への移行によりプログラミング教育、外国語教育と変化が続く中、新型コロナウイルスの影響により、教育現場では通常業務に加え、慣れない感染症対策や、新しい生活様式への対応に追われて重い業務負担を余儀なくされました。  外国語教育においては、子どもたちが充実した教育を受けるためにはサポート役となる外国語指導助手、いわゆるALTの力が必要です。よりよい授業のためには、ALTの質が重要な要素となります。質は派遣されるALT個人の資質だけではなく、学校や行政との連携も大きな要素であり、海老名市内の学校に派遣されているALTの国籍は多岐にわたるものでした。外国語教育は単に外国語を習得するためだけのものではなく、国際社会への理解も踏まえてのものと考えております。ALTのグローバルな感性が教育に生かされるよう、工夫もお願いしたく思います。  また、部活動での外部指導員も同様、教育現場に外部からのサポートが入ることは、教育の質の向上につながるものでもあり、同時に教職員の負担軽減にも寄与すると考えます。一方で外部指導員の能力や適性を慎重に見極める必要性があり、学校での横のつながり、意思疎通、連携も必要かと思います。忙しいスケジュールの中ではなかなか難しい場面もあるかとは思いますが、ご考慮いただければと思います。  以上、意見、要望を申し上げ、令和元年度予算の執行に当たられた、市長はじめ全ての職員の皆様の取組に敬意を表しますとともに、改めて令和元年度海老名市一般会計歳入歳出決算及び3特別会計歳入歳出決算並びに海老名市公共下水道事業会計決算について、賛成を表明し、討論を終わります。                   〔黒田ミホ議員 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  認定第1号から認定第5号までを1件ごとに採決いたします。  初めに、認定第1号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。                    (起 立 多 数) ○議長(福地茂 議員) 起立多数であります。よって認定第1号 令和元年度海老名一般会計歳入歳出決算認定については委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第2号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。                    (起 立 全 員) ○議長(福地茂 議員) 起立全員であります。よって認定第2号 令和元年度海老名国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第3号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。                    (起 立 全 員) ○議長(福地茂 議員) 起立全員であります。よって認定第3号 令和元年度海老名介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定については委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第4号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。                    (起 立 全 員) ○議長(福地茂 議員) 起立全員であります。よって認定第4号 令和元年度海老名後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定については委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第5号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。                    (起 立 全 員) ○議長(福地茂 議員) 起立全員であります。よって認定第5号 令和元年度海老名公共下水道事業会計決算認定については委員長報告のとおり認定することに決しました。  暫時休憩といたします。                            (午前10時58分 休憩)      ――――――――――――――――― ○ ―――――――――――――――――                            (午前11時15分 再開) ○議長(福地茂 議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、 △日程第6 議案第56号 物品の取得について(コンピュータ等機器(中学校分))を議題といたします。  理事兼財務部長の説明を求めます。               〔理事兼財務部長(柳田理恵) 登壇〕 ◎理事兼財務部長(柳田理恵) 議案第56号 物品の取得について(コンピュータ等機器(中学校分))についてご説明申し上げます。  議案書の40ページをお開きいただきたいと存じます。提案理由につきましては先ほど市長より申し上げましたとおりでございます。  内容でございますが、契約名は、コンピュータ等機器(中学校分)購入でございます。  契約の方法は、条件付一般競争入札による契約でございます。  契約金額は、税込み5804万8650円でございます。  契約の相手方は、神奈川県厚木市中町二丁目6番24号三成ほていやビル、株式会社有隣堂厚木営業所、所長二階堂浩一でございます。  なお、参考資料といたしまして、41ページに、入札状況及び発注仕様について添付させていただきましたので、ご高覧いただきたいと存じます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。               〔理事兼財務部長(柳田理恵) 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより質疑に入ります。吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 今回の物品の取得ですけれども、9月10日の委員会では、国予算分のものが県の共同調達で議決されたところで、今回は市単独分としての入札ということで理解をしています。設計金額についてなのですが、前回、国の予算は上限で4万5000円ということで、今回、設計金額4万4990円掛ける1303台で設計されているかと思います。この金額というのは、県の共同調達で落ちた金額と同等かなというふうに思うのですが、その根拠というのですか、なぜこの金額で設計金額を出したかについてお聞かせください。  それと、今回、根拠の積算の内訳の中でもご答弁があるかもしれないのですけれども、端末の保守料は県の共同調達で購入した分と同様で、つけていないのではないかと思うのですが、保守料をつけた場合とつけなかった場合のコストの計算、これ、分かればお示しください。また、端末の保証期間なのですけれども、共同調達分と同じ1年ということでよろしいか、お聞かせください。  3点目なのですが、これは9月10日の委員会の中でのご答弁からなのですが、この入札に当たって、コスト縮減のために端末の運搬ですとか、振り分け、あとは管理するための端末への番号のラベル貼りなどは発注者側である市のほうがやるということでご答弁されていたと思うのですけれども、どういうような体制で行う予定なのか、それは現場の教員がなさるのか、それとも教育委員会の職員の方が学校に出向いて行うのか、その点についてお聞かせください。  最後、4点目なのですが、今回の入札は、小学校のiPadの端末も一緒に入札にかけていたかと思うのですが、3回目の不調に終わっているかと思うのです。中学校の端末は今回で全て確保できたと思うのですが、小学校の端末が相変わらず不調に終わってしまう、その理由と、今後、iPad分を調達するために仕様の変更、あるいは予算額の増額も含めて、どのように考えているのか、お聞かせください。 ○議長(福地茂 議員) 教育部専任参事。 ◎教育部専任参事(和田修二) ご質問いただいた点に順次お答えさせていただきます。  まず、1点目の県の共同調達との設計金額、入札金額の差でございますけれども、国の補助金額上限の4万5000円に併せてこちらのほうは仕様を県の共同調達で行ったところ、クロームブックについてはその予算内で落ちたということ、今回上げているものにつきましては、その金額よりもやや低く札が落ちております。その理由といたしましては、海老名市分としては入札が2回目となるため、県の結果を見た他の業者が参加してくる可能性を判断した結果、同額では落札できないと判断されたものと考えられます。また、落札者からは、市の入札では設計額が見えていましたが、県の入札では見えていないことも考えられるというふうに考えております。  2点目の保守につきましては、議員おっしゃるとおり、今回、保守はつけておりません。1年間の自然故障に対する保守は仕様書の中にはついておりますが、これにつきましては、保守代をつけることによって、1台当たりの単価が上がります。それと、故障する率等を考えたときに、保守等をつけずに購入という形で、壊れたものについては修理を行っていくほうが金額面では市の負担分は減らせるだろうという見込みでございます。それの根拠となるのが、既に市費で導入しているiPadの故障率が非常に低いということも1つの材料となっております。  3点目、ラベル貼りの作業についてでございますけれども、今回の契約に関するクロームブックにつきましては、仕様を変えておりませんので、ラベルは業者のほうが行う。iPadのほうを前回の入札で不調に終わったときには、できるだけ価格を下げるためにそのようなラベル貼りの業務等は、業者ではなく、こちらで行うというような設計に一部変更させていただいたところでございます。  4点目の小学校のiPadを今後どうするかでございますけれども、次の入札では仕様書の変更を考えております。iPadのキーボードの要求仕様を変更したいと考えております。具体的には、これまでiPadのキーボードは保護ケースと統合され、利用時に端末本体を自立させるスタンドが附属したものとしておりましたけれども、次回の告示では、一部の台数ではキーボードを使用する際に端末本体に外付けでつながる有線キーボードにすることを考えております。  以上でございます。
    ○議長(福地茂 議員) 吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 1点目なのですけれども、落札の金額が若干安いということ、1台当たり4万4550円ですかね、それで落札ということだと思うのですが、そうではなくて、もともとの設計金額を出したときの端末代を4万4990円にした理由をお聞きしたかったのです。というのは、9月10日の共同調達した、その理由が、スケールメリットを生かすから、それで安く調達できるというお話だったのですけれども、ふたを開けてみれば、市の入札で行ったほうが安かった。それが共同調達で一定価格が読めたということもあるのかもしれないのですけれども、ちょっと市が当初説明していたスケールメリットが生きたのかどうかなという部分があるのですね。その分についての積算をどう捉えていたのかということをお聞かせいただきたいのと、あともう1つが、9月10日、委員会で、ほかの議員の方が質問していましたけれども、市内事業者が入りやすいような形を取ったらどうかということをおっしゃっていたかと思うのです。設計金額がそもそも4万5000円ぐらいだと入りにくかったのではないかなと思うのですが、そのあたりどのようにお考えになっているのか、お聞かせください。  それと、今回の中学校分の部分は、ラベル貼りとかはしていないと、小学校分のiPadの不調が続くという、その理由の中で、なるべくコストというのですか、費用を縮減する努力をなさったということですけれども、これ、財政当局にお聞きしたいのですが、今、教育委員会の皆さん、児童生徒への1人1台端末を確保するために、様々、努力なさっているというのは、委員会の答弁からも本当によく分かるのですよ。コスト縮減するためにラベルを貼るとか、そういうようなことを発注者側である教育委員会、学校の現場の教員が結局やることになると思うのですよ。でも、それが負担になるのではないかと思うのですよね。だから、それについて、予算について、しっかりと現場側の負担がないような形にすべきと思うのですが、その点についてはいかがお考えですか。 ○議長(福地茂 議員) 教育部長。 ◎教育部長(伊藤修) まず、設計金額でございますけれども、設計金額につきましては、今回、1台当たり4万4990円で設計させていただきました。その設計の根拠といたしましては、今回のこの端末につきましては、単価が4万5000円で国の基準で示されているとともに、市の単独部分につきましても、児童生徒1人1台端末を実現するための単価といたしまして4万5000円で予算化しておりますので、その金額で積算しました。結果といたしまして、県の共同調達での単価が4万4990円ということで、設計金額としては同額となったところでございますけれども、県の共同調達に我々が参加した趣旨というのは、委員会でも申し上げましたけれども、やはりスケールメリットを期待したものでございます。しかしながら、結果として、スケールメリットを発揮することができなくなったのですけれども、4万4550円で落札したその背景としては、金額については我々として具体的な根拠を申し上げることはできないのですが、やはり業者側が、先ほど教育部専任参事が申し上げたとおり、海老名市のほうがロットが少なくなることによってほかの業者が入ってくるというようなことも想定されたのかなというふうに考えております。  続いて、2点目の市内業者のお話ですけれども、今回の入札につきましては、第4区分で入札を発注しておりますので、市内業者も当然参加できるような発注区分で発注しておりますので、結果として市内業者から手が挙がらなかったというのが実情だと思っております。  また、3点目のラベル貼りといった点でございますけれども、今回のクロームブックについては、仕様の見直しを行っておりませんので、そのような見直しは行っておりません。ただ、今後、小学校のiPadが、現在、県で2回、市で1回不調となっておりますけれども、まず我々といたしましては、本年度中に1人1台端末を、配分された予算の中でそれを実現するために、様々な見直しを行うことによって、早期に配備が完了するように、今後もまた入札に出しますので、教育委員会内部でも議論を重ねてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(福地茂 議員) 吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 財政のほうに聞いているのですよ。教育委員会の考え方は分かります。予算の中で入札しやすいような形で、なるべくそういう意味で市側としてできることをやって、端末分に乗せていこうということだと分かるのです。そうではなくて、今後また入札を行うわけですよね。そのときに私は現場に負担をかけるようなことは避けるべきだと、それは市の入札の在り方、仕様書のやり方として避けるべきだと思っているのですよ。だから、そこは学校の現場の先生の負担にならないようにすることが望ましいと思うのですが、その辺は財政当局はどう考えているのか、お聞きしたいのですけど。 ○議長(福地茂 議員) 教育長。 ◎教育長(伊藤文康) 先ほどから学校の現場の負担ということで、我々、学校現場に負担をかけるつもりは一切ございません。  以上です。 ○議長(福地茂 議員) ほかに――葉梨之紀議員。 ◆(葉梨之紀 議員) 文教社会常任委員会のときにも質問したことと重複するかもしれないのですが、コンピューターを使えるようにするということについては、今度のコロナウイルスの災害に対しても、いろいろ手遅れになった面が日本では遅れているのではないかということが言われまして、菅内閣でデジタル庁をつくるとか、紙の節約にもなるのでしょうけれども、そういうことを考えているというのは1つの大きな理屈だと思いますし、これについては僕は賛成いたします。小さいときからやはり慣れていくことはいいだろうなとは思います。  ただ、1つ懸念がありまして、教育長にもお伺いしたいと思うのですが、貧困の問題があります。貧しくなるというような。これは物質的な貧困という意味では、金銭なんかもありますが、もう1つは、スピードが速くなると、物事についていけないような時間的な貧困が起こるだろうということが言われております。  あと、最後にもう1つあるのは、人の社会というのは、けんかもするし、言い合いもするし、そういう中でいろいろつながりができていくし、その人の心も発達していくということがあるのですが、デジタル化が進んでいきますと、対面で人と人との話し合いとか、そういうことが少なくなるということから、社会的な貧困ですね、人のつながりが断ち切られていくのではないかという、そういう議論が今出ております。そういうことに注意しなければならないのだろうなと思うのですが、若い人が自殺したり、ひきこもりになったりするということが今新聞にもよく出ますが、そういうことの懸念を1つ教育長にもお伺いしたいと思います。 ○議長(福地茂 議員) 教育長。 ◎教育長(伊藤文康) 私もそういう社会で生きていなかったので、懸念しています、正直。それは教育の中で確実に起こることだと思っています。このデジタルの社会の有効性は、これから子どもたちにとっては、将来その中で生きていくので、その手法とか、情報を選択する力とか、それによって効果的に効率的に物事を進めることとか、または、今まで近くの人しかいなかったけれども、外国の遠くの人たちとも話し合って物事を決める手段とか、そういう意味で確実に必要になるので、これは葉梨議員がおっしゃるように、これは必要なことです。ただ、教育全体としては変わらないです。やはり教育は、人と人が接して、例えば教員は、自分がよりよいものとか、自分が生き方として正しいものを子どもたちに話し合いとかで伝えるという活動は変わらない。要するに全体の教育の中で、ICT化は全ての教育をするわけではないのです。ICT化はこの部分の教育、でも、根本的な人と人が関わることとか、または世代を超えて関わることとか、または人種とか何か性別とかを超えて関わることが、これからもっともっと必要となりますので、そういう丁寧な時間をかけて教育の根本の部分は、これはなおさら大事にしていく必要があると私は考えております。  以上でございます。 ○議長(福地茂 議員) 葉梨之紀議員。 ◆(葉梨之紀 議員) コンピューターはあくまで手段ですから、いろいろ学ぶ手段だし、対話をする手段にもなりますし、そういう点で、計算機が発達したものですが、人間の感情なんかを育てていくとか、そういう面では非常に心配があります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(福地茂 議員) ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第56号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) ご異議なしと認めます。よって議案第56号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第56号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 全 員) ○議長(福地茂 議員) 挙手全員であります。よって議案第56号 物品の取得について(コンピュータ等機器(中学校分))は原案のとおり可決されました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第7 議案第57号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。  理事兼財務部長の説明を求めます。               〔理事兼財務部長(柳田理恵) 登壇〕 ◎理事兼財務部長(柳田理恵) 議案第57号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第9号)につきましてご説明申し上げます。  別冊補正予算書の2ページをご覧いただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。各款項の補正額とその内容につきましてご説明申し上げます。  15款県支出金2項県補助金5301万円の増は、65歳以上の高齢者などに対し無償でインフルエンザ予防接種を実施することに伴いますインフルエンザ予防接種事業費の増額でございます。  18款繰入金2項基金繰入金1315万4000円の増は、本補正予算における財源不足額を基金から繰り入れるものでございます。歳入合計は6616万4000円の増でございます。  3ページをご覧いただきたいと存じます。歳出でございます。こちらも款項の補正額とその内容につきましてご説明申し上げます。  4款衛生費1項保健衛生費6616万4000円の増は、県の補助金を活用し、65歳以上の高齢者などに対し無償でインフルエンザ予防接種を実施することに伴います高齢者予防接種事業費の増額によるものでございます。歳出合計は6616万4000円の増でございます。  次の5ページから11ページまでは歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、大変雑駁な説明でございましたが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。               〔理事兼財務部長(柳田理恵) 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) これより質疑に入ります。吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 今回の補正予算は、県のインフルエンザ、65歳以上と、60歳から64歳までが基礎疾患、特定疾患がおありの方が無償ということで補助金が出て、市が歳出を組む、予算を組むということで理解をしているのですか、まず、県のスキームというのですかね、どういう補助の仕組みになっているかをお聞かせいただきたいと思います。  それと、ご答弁があるかと思うのですが、これは報道で、自治体予算の上乗せで無償化にするという報道を見たのですけれども、県の予算がどのぐらい1人当たりなのかということと、海老名市の対象人数を教えてください。  それと、60歳から64歳の方なのですが、これは市の説明資料だと基礎疾患のある方というふうに書いてはいるのですが、基礎疾患の病名というのですか、どういう方が対象になるのか、その方への周知と、自分が対象になるかならないかということへの周知の仕方はどのようになさるのか、お聞かせください。  それと、予算、今回、歳出のほうで6616万4000円ついていますが、それの内訳についてそれぞれお聞かせください。 ○議長(福地茂 議員) 市長。 ◎市長(内野優) 今までインフルエンザの予防接種は65歳以上の方は1000円負担でやっておりました。その1000円負担の裏づけというのは、幾らかかっているかというと、議員、知っておられると思います。医師会との契約で1人5300円ぐらいあるのですね。そうすると、四千数百円は市が出しております。その予算があるわけです。今回、県が言い出したのは、負担をゼロにするという形になっています。海老名市は1000円ですから、県はそれ以上くれると思いますけれども、後ほど担当から説明がありますが、そういった形になっております。そういった部分では、県が無償にしたのではなくて、県は市がやっている事業に対して負担分を取らないような措置を取ったという言い方であります。よって、海老名市は今まで65歳以上の方は1000円、中学校3年生は1000円取っていますけれども、65歳、77歳、88歳は無料にしております。それは去年の決算でも明らかであります。そういった中で、疾患がある人が、どういう疾患があるのかないのか、これはその人がかかりつけ医に行って相談してやることであります。そこで、前から言っている、子どもたちもそうでありますけれども、高齢者になったら疾患を持っている方はかかりつけ医を持ってくださいという推奨をしています。疾患を持っている人はどこでも60歳とか、無料なのですから、それは疾患を持っている人は当然病院にかかっていますから、その部分では、そういった判断があろうというふうに思っています。  総括的には答えましたけれども、具体的には担当から答えます。 ○議長(福地茂 議員) 鶴間保健福祉部次長。 ◎保健福祉部次長(鶴間由美子) ご質問にありました県の補助のスキーム、仕組みについてでございます。神奈川県では、9月の末に県の要綱をつくりまして、既に施行されております。既に補助の申請についても照会が来ておりまして、仕組みとしては、対象人数、それから、県は実質、接種の人数を70パーセント程度というふうに見込んでいるようでございます。単価が1人当たり2300円の補助でございます。海老名市の対象人数といたしましては3万3593人を見込んでおります。60歳から64歳の基礎疾患のある方ということですが、これは具体的には免疫、それから、心臓、腎臓などに疾患がありまして、障害者手帳の1級を持っていらっしゃる方が対象となっております。この方々への周知につきましては、障がい福祉課の協力も得ながら個別に周知していく予定でございます。  以上です。(吉田みな子議員「予算の説明」と呼ぶ)  歳出予算の内訳でございます。先ほど申し上げました対象人数3万3593人、こちらが海老名市で9月1日現在で65歳以上の方を抽出しております。それから、先ほどの免疫等に疾患があります60歳から64歳の方、こちらが51人、合計で3万3593人が対象者の数でございます。このうち、生活保護の方は今回の事業の県のスキームからは外れておりますので、こちらの方が573人です。ここから3万3020人の方のうちの実際の接種率の見込みですが、約70パーセント、69.8パーセントを見込んでおりますが、これで対象者が2万3048名というふうに積算しております。  以上です。 ○議長(福地茂 議員) 吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) 市長、ご答弁いただくのはいいのですけれども、市長のご答弁だと、60歳から64歳の基礎疾患のある方は、かかりつけのお医者さんに申し出れば無料になるようにやっぱり聞こえるのですよね。基礎疾患のある方はかかりつけのお医者さんにかかっていて、相談してくださいと。(市長「そういうのを揚げ足取りと言うんだよ」と呼ぶ)揚げ足取りではなくて、そういうふうにおっしゃっている、だから、私は、どういうスキームかと。当然予算ですから、スキームがあるわけですよね。なので、60から64歳の方、自分が対象かどうかと思う方が多くいらっしゃる。でも、実際のところは障害者手帳1級をお持ちの方で、かなり限定されているということもあると思うのですよ。だから、周知の仕方としては丁寧にお伝えしていただきたいなと思います。  それと、県のほうでは2300円の補助ということで、やっぱり市がかなり持ち出すのだというふうな印象があります。市の補助単価5205円で変わっていなければ、今もそうなのかなと、平成30年(2018年)のインフルエンザの予防接種の補助のときに、補助単価5205円というふうにご答弁がありましたので、それと変わっていなければ、補助単価5205円なのかと思うのですが、その5205円は各自治体で決められるのですかね。そのあたり、どうなのでしょう。市の持ち出し、極力少なくしてほしいなと思うのですが、他市の状況と比較しての補助単価の設定についてお聞かせいただけますか。 ○議長(福地茂 議員) 鶴間保健福祉部次長。 ◎保健福祉部次長(鶴間由美子) 他市の金額については、申し訳ございません、ただいまちょっと手持ちがございません。市の補助単価は変更はございません。  以上です。 ○議長(福地茂 議員) 吉田みな子議員。 ◆(吉田みな子 議員) それと、今回、県が市の補助分に上乗せするという形で、非常に分かりにくいなと思うのですよね。そういう意味では、海老名市は他市と比べてもインフルエンザの補助が、補助額も高かったですし、無償の方もいらっしゃるということで、持ち出し分が多いのかなと感じてしまうのですけれども、そのあたりの補助の在り方の、今回、県が65歳以上は無償でインフルエンザの予防接種が受けられるようにということで打ち出しましたので、市としてのもともとの補助の在り方の見直しについてはどのようにお考えなのかという点と、あと、かかりつけの病院で受けられるのが望ましいと思うのですが、対象の医療機関はどのぐらいあるのか、お聞かせいただけますか。 ○議長(福地茂 議員) 鶴間保健福祉部次長。 ◎保健福祉部次長(鶴間由美子) 申し訳ありません、まず最初、訂正させていただきます。接種の単価といたしましては5368円となってございます。これは対象の医療機関についてでございますが、これは各市の医師会にご協力いただきまして、海老名市と、それから、医師会が単価契約を結んでおります。海老名市内では今58か所の指定の医療機関で接種を受けることができるようになっております。  以上です。(吉田みな子議員「補助の見直しについて」と呼ぶ)  見直しにつきましては、今回、全年齢が無償になるということで、これまでよりも接種の人数が大分増加すると見込んでおります。その結果なども見ながら、また、来年度以降の補助の在り方については考えてまいりたいと思っております。  以上です。 ○議長(福地茂 議員) ほかに――葉梨之紀議員。 ◆(葉梨之紀 議員) 今、吉田議員がお聞きになったことで、ちょっと誤解もあるのではないかと思うのですが、予防注射は言うなれば自由診療なのですね。ということは、それぞれの院長によって値段が違って当たり前。僕のところは10年以上前から大体1500円ぐらいで打っていたのですが、相模原では5000円ぐらいで打ったり、これ、統一すると独占禁止法でやられることがあるのです。そういうような問題があります。  それから、老人の基礎疾患というのは、老人医学会で随分前に、60歳以上の老人というのは平均して5種類ぐらいの病気を持っているということを報告いたしました。統計上は。ですから、そういうのでだんだん人間の体の免疫力なんかが衰えていくに従っていろいろな病気が出てくるということは当然なのですね。  僕はこのインフルエンザの無料化というのは賛成なのですが、ちょっと心配なのは、政策が老人に対してばかり目が行っていては困るなという気がいたします。これからの社会が若い人たちとか、子どもたちがやっぱり生き残って頑張っていかなければいけない。実際に世界中で死亡者が100万人という中で、毎日5000人から6000人が亡くなっております。そういう人たちはアフリカや何かを見ますと、みんな若い人たちです。ですから、そういう意味では、緊急に考えるのは老人のほうが一番危ないだろうということで考えたのでしょうけれども、僕のところに、毎年1500人ぐらい大体予防注射をやるのですが、子ども連れで若い親子が子どもを2人ぐらい連れてくるというのが、伊勢原からでも、藤沢からでも、それから、相模原からでも、安いからだろうと思うのですが、大勢来るのですね。お年寄りが来るのはむしろ少ないという状態でした。僕のところは老人ホームに100人ぐらい、入院と入所をしているのですが、優先的に全部それを打っています。職員と一緒に。それは1つの地域で免疫を持ったグループがあれば、そこで病気を食い止められるという考えからです。  以上です。済みません、余分なことを言いました。 ○議長(福地茂 議員) 葉梨議員に申し上げます。議長は今、質疑の発言を許可しております。意見は後ほど時間がありますので、今後、十分に注意してください。  ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第57号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) ご異議なしと認めます。よって議案第57号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) 討論を終結いたします。  これより議案第57号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 全 員) ○議長(福地茂 議員) 挙手全員であります。よって議案第57号 令和2年度海老名一般会計補正予算(第9号)は原案のとおり可決されました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、
    △日程第8 議員の派遣についてを議題といたします。  神奈川県市議会議長会では、令和2年10月23日、大和市において、第205回神奈川県市議会議長会定例会を予定しております。本市議会から議長会の会員となっております副議長の市川洋一議員、そして私、福地茂が参加することになります。  お諮りいたします。会議規則第160条の規定により、市川洋一議員を派遣することについてご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) ご異議なしと認めます。よってそのとおり決定いたします。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(福地茂 議員) 次に、 △日程第9 所管事務の調査・審査についてを議題といたします。  お諮りいたします。各常任委員会等委員長から、お手元に配付いたしました内容について調査・審査をしたい旨の申し出がありました。  よって本件については議会閉会中も調査・審査できることといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福地茂 議員) ご異議なしと認めます。よってそのとおり決定いたします。  以上で本日の議事は全て終了いたしました。  閉会に当たりまして、市長からご挨拶をお願いいたします。                  〔市長(内野優) 登壇〕 ◎市長(内野優) 令和2年第3回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、8月31日から本日まで、会期31日間にわたり、提案いたしました諸議案につきまして、鋭意ご審議いただき、厚くお礼申し上げます。  初めに、国では、今月16日に菅新内閣が発足いたしました。菅首相は、「自助、共助、公助、そして、絆」を基本理念と掲げ、自助、共助、公助を国の基本、目指すべき社会像と捉えております。この自助、共助、公助という言葉は、もともとは福祉とか、危機管理などでもよく使われている言葉でありますが、私自身も市政を運営する上で大変重要なことだと考えております。コロナ禍における様々な対策をはじめとし、今後の国政運営における菅首相のご活躍を期待しております。  さて、市では、今年の冬の新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行による医療機関の逼迫を防ぐため、県の補助金を活用し、65歳以上の方及び60歳から64歳までの基礎疾患を持つ市民に対し、無償でインフルエンザ予防接種を実施いたします。本定例会に上程いたしました諸議案に加え、本日上程いたしました一般会計補正予算(第9号)につきましては、このインフルエンザ予防接種事業についてのものでございます。そういった部分では、もう既に10月1日からの広報でもお知らせをしておりますし、ワクチンが足らなくなるような状況がないような形でやっていくことを医師会と協議しながら進めていきたいと思っています。  本定例会では、各常任委員会において、令和元年度の各会計の決算認定の審査をいただきました。議員の皆様からいただきましたご意見等を踏まえ、新年度の予算編成に取り組んでまいります。また、上程いたしました諸議案につきましては全て可決いただき、心より感謝申し上げます。  今回の一般質問では、55項目の質問をいただきました。永井議員の質問の中で、答弁で、共産党に、共産党の方が議案について全て反対をしているという形を申し上げたときに、抗議をいただきました。そういった部分では、昔の話をしたことでありまして、昔のイメージというのはそういうのがあったということでご理解をいただきたい。今の佐々木議員と松本議員に言っている話ではありません。それだけは誤解しないようようにお願いしたいと思っています。  また、先ほど反対討論の中で、公園の維持管理費が3億円と私が申し上げたのは、すごく過大評価だと言っておりましたけれども、事実、住宅公園課で所管している公園につきましては、維持管理費は1億6000万円かかっております。そして、北部公園、あるいは海老名運動公園の公園はありますから、そういった部分、それについては8000万円、そして、また、史跡公園も公園として使われておりますので、維持管理費はかかっております。そういった部分を合計しますと大体3億円弱だということで申し上げております。公園というのは、小さな公園も大きな公園も同じであります。そういった部分の認識で私がお話をしたということで、3億円はうそではありません。はっきり言って、事実に基づいた数字であるということを申し上げておきたいと。私は人柄はおおらかでありますけれども、数字には細かいほうでありまして、しっかりとその辺をお伝え申し上げておきたいというふうに思います。  市では、新型コロナウイルス感染症対策として市医師会との協力により、ドライブスルー方式の海老名市版PCR集合検査場を5月に開設し、これまでに630人の方が検査を実施してまいりました。さらに10月1日からはPCR検査を必要とする方が急増した場合に備え、2人同時に検査ができるよう、ツーピット検査体制とし、1日の最大検査人数をこれまでの42名から2倍になる82名に拡大いたします。これについては医師会のご協力なくしてできません。医師会の先生方に心から感謝を申し上げたいと思っています。今後も市と、それから、医師会関係者とできる限りの感染予防策を講じてまいります。しかしながら、家庭内感染を要因にした感染の増加があることなどから、各家庭においても新しい生活様式を取り入れ、十分に気をつけていただくことをお願い申し上げたいと思います。  新型コロナウイルス感染症は、いまだ終息の見通しがつかない状況でございます。今後につきましても、コロナ禍の支援対策として臨時会を開催させていただくこともございますので、議員の皆様には、ご理解、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。  いよいよあすから10月に入ります。すっかり朝夕と涼しくなってまいりましたが、議員の皆様におかれましては、健康には十分ご留意いただき、ますますご活躍いただきますことを祈念申し上げて、閉会の挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。(拍手)                  〔市長(内野優) 降壇〕 ○議長(福地茂 議員) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  初めに、熊本地方を中心に全国で大きな被害を出しました令和2年7月豪雨に関しまして、不幸にも命を落とされた方々のご冥福を心からお祈りいたします。また、被害に遭われた皆様方にはお見舞いを申し上げる次第でございます。そして、一日も早く復旧、復興が進むよう、願っているものでございます。  さて、8月31日から本日まで、会期31日間にわたり、議員各位におかれましては、決算審査、また、各案件におきまして終始熱心に取り組まれ、本日、無事閉会の運びとなりましたことを議長として心より御礼を申し上げます。また、市長をはじめ職員の皆様には、審議に当たっては格別のご協力をいただきましたことに心から感謝を申し上げます。今定例会で議員各位から提言されました意見等を今後の市政に反映されますよう、市長及び職員の皆様に対しまして、改めてお願いを申し上げます。  近日中に予算編成会議が開かれると聞いております。新型コロナウイルス感染症の影響により、来年度の個人市民税等大幅な税収減となることが推測されております。この歳入不足を市としてどのように対応していくのか、財源確保についてもよくご検討いただき、引き続き、「住みたい 住み続けたいまち 海老名」の実現に向けた予算編成をお願いいたします。  また、今月に入りまして、上陸は避けられましたが、九州地方に接近した最大の台風と言われました台風10号や、先週の関東に接近した台風12号、また、昨年10月の東日本台風のように、まだまだ秋の台風には油断ができません。市では、コロナウイルス感染症を踏まえた避難所開設・運営ガイドラインを策定され、避難所担当職員に対して訓練等を行われたと聞いております。今後も市民のために最悪の事態を想定し、災害への備えに取り組んでいただきたいと思っております。  国では、先日、菅新内閣が発足されました。このコロナ禍の大変重要な時期に安倍前総理の体調不良による突然の辞任に皆さんも驚かれたことと思います。私自身、改めて健康管理の大切さを痛切に感じた次第でございます。  加えて、いまだ、コロナウイルスの収束の見通しがつかない状況であります。市長をはじめ職員、議員の皆様方におかれましては、健康には十分留意され、今後とも本市の発展のためにご活躍いただきますようご祈念申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。(拍手)  これをもちまして令和元2年第3回海老名市議会定例会を閉会いたします。大変ご苦労さまでした。                            (午後0時6分 閉会)      ――――――――――――――――― ○ ―――――――――――――――――  以上は、会議の顛末であるが、その内容に相違ないことを証するために、ここに署名する。    令和2年9月30日              海老名市議会議長   福 地   茂               同   副議長   市 川 洋 一               同  署名議員   藤 澤 菊 枝               同  署名議員   永 井 浩 介...